衣笠公園〜大楠山

花の百名山(フユノハナワラビ)

【山 行 日】 2009年11月 8 日(日)晴れ
【交   通】 JR電車(ホリデーパス利用)
【参 加 者】 CL 諸岡  SL 長嶺  他7名
【コ ー ス】 歩程約 5時間半(タップリ休憩含む)
野木駅6:03⇒横須賀線衣笠駅9:05…衣笠公園9:45…衣笠山見晴台10:00…衣笠城址11:00(昼食)…大畑橋(横浜横須賀道路を横切る)12:10…塚山・阿部倉合流点13:00…大楠山山頂13:15…前田橋バス停14:30⇒逗子駅15:05⇒野木駅16:30

● 大楠山(おおぐすやま)242m

三浦半島最高峰(242m)の大楠山。
 平安後期から鎌倉前期に栄えた三浦一族の繁栄を偲ぶ歴史の道と、桜・梅・菜の花など四季を彩る花々をはじめ豊かな自然が満喫できる。

★今回は田中澄江さんが「花の百名山」「フユノハナワラビ」を紹介している晩秋の大楠山を歩いてみました。
 クリックでコースマップへ
 
◆ 4つの大楠山ハイキングコース

大楠芦名口コース【行程:60分位】 大楠芦名口バス停⇒大楠山山頂
【大楠芦名口バス停・・・JR逗子駅・京急新逗子駅から、長井、市民病院、大楠芦名口行きバスで約20分】

前田橋コース【行程:70分位】 前田橋バス停⇒大楠山山頂
【前田橋バス停・・・JR逗子駅・京急新逗子駅から、長井、市民病院、大楠芦名口行きバスで約20分】

塚山・阿部倉コース【行程:2時間30分位】 田浦駅(国道)バス停⇒塚山公園⇒阿部倉温泉⇒大楠山山頂
【田浦駅(国道)バス停・・・JR田浦駅から徒歩3分】
【池上住宅入口バス停・・・JR衣笠駅から逗子駅行きバスで約20分/京急汐入駅から湘南国際村行きバスで約20分】

衣笠コース【行程:2時間20分位】 衣笠公園バス停⇒衣笠山公園⇒衣笠城址⇒大楠山山頂
【衣笠公園バス停・・・JR衣笠駅から徒歩10分】

◆駐車場 駐車場はありません。JRや京浜急行鉄道駅を利用します。
◆登山口 大楠山ハイキングとして4つのコースがあります。
◆展望等 衣笠山公園展望台からは横須賀の海と衣笠の町を一望でき、大楠山山頂からは三浦半島を見渡せるのはもちろん、伊豆半島、富士山、箱根連山、大島、房総半島と360度の一大パノラマがひろがります。ハイキングコースは雑木薮の中で展望は望めません。
◆山野草 コース足元は晩秋にも関わらずアゼトウナ、タチツボスミレ、ツワブキ、シロヨメナ等が見られた。
お目当てのフユノハナワラビは、下山に予定した前田橋コースに沢山みられ満足です。
◆ルート ハイキングコースは整備されて要所に道標や案内板が建っていて、歩きやすい。
◆トイレ 公園や各ポイントにあり、不自由しない。
【感想文】
 1年半振りの三浦半島です。。。三浦アルプスハイキングのおり、南に連なる尾根が横須賀市最高峰の大楠山(242m)と知り、計画を練っていたが??やっと実現です。ハイキングコースは4箇所、今回は東の入口、衣笠山公園から三浦一族の足跡を偲び、大楠山へ登ります。帰りは前田橋登山口側へ下る、コースを計画しました。
 お天気は雲の多い晴れだが、衣笠駅前は行き交う人も疎らです。駅前を右に商店街を歩きます。お弁当屋さんや和菓子の店が早々と開店していて、チョット寄り道をしたくなる雰囲気でした。県道26号線の交差点を右折して、JR横須賀線の高架線を潜り20分ほどで登山口に到着です。ただいま工事中で道標が覆われ、頭の部分だけ出ていました。ここから緩やかな?登り道です。
衣笠神社の横をテクテクと登っていくと直ぐに「衣笠山公園」につきます。
【案内板より引用】

 山の様子が、馬の背に鞍を置いた形に似ているところから、正しくは「鞍掛山(くらかけやま)」と呼びますが、現在では広く「衣笠山」の愛称で親しまれています。
 明治37年2月4日(1904年)日露戦争が起こり、この三浦半島からも多数の人々が徴兵され、戦死しました。明治40年4月18日、それら戦没者の霊を慰めるため、三浦半島の官民有志が頂上に「芳名不朽」の文字を刻んだ記念塔を建設し、数百株の桜樹と各種のツツジを植えて公園としました。
 それ以後この公園は、三浦半島随一の桜の名所となりました。・・・・云々
 公園の全面積は4.7ヘクタール。桜樹は三千本を数え、その大部分はソメイヨシノです。
 山頂の展望所からは、眼下の衣笠の町と横須賀の海が見えました。ベンチに腰掛け喉を潤し、案内板に従い「衣笠城址」へ向かいます。展望所からは石畳の下りの道となり、途中から木階段です。少しで道が二俣に分かれていますが、どっちに進んでも構いません。右側から行くと桜の広場があり、左に巻いて、先ほどの石畳と交差します。石畳の道は滑りやすいので注意。
 しばらく下っていると分岐があり、案内にしたがって左に進みます。右手の前方に工事中?の三浦縦貫道路衣笠入口の信号が見えてきたら、鉄線の柵沿いに進んで、その先の舗装された道を渡ると、「衣笠城址入口」の案内板が見えます。

 ここからは少々急登になります。チョットした岩場を通過して尾根道に出ると時折景観が開けるところもあります。そのまま歩いていくと、開けた場所が三浦一族栄華の衣笠城跡です。ベンチもあり小休憩にはもってこいの場所です。

【衣笠城址】

 山麓の右を流れる大谷戸川と左手の深山川に挟まれ東に突き出た半島状の丘陵一帯が衣笠城址である。源頼義に従って前九年の役に出陣した村岡平太夫為通が戦功によって三浦の地を与えられ、所領となった三浦の中心地である要塞堅固のこの地に、両川を自然の堀として、康平年間(1058〜1064)に築城されたと云われ、以後、為継、義継、義明の四代にわたり、三浦半島経営の中心地であった。
 治永4年(1180)八月源頼朝の旗揚げに呼応して、この城に平家側の大群を迎えての攻防戦は、いわゆる衣笠合戦として名高い。・・・・・・・・・・・・
 このように、この一帯は平安後期から鎌倉前期の山城で、鎌倉時代の幕開けを物語る、貴重な史跡である。

◆直下に三浦一族の御霊を守る「大善寺」があるので寄り道しても良いかも・・・。
−案内板より引用−
 腹ごしらえを終えて出発。急な階段を下りるとすぐに大善寺で、その横の階段を下りていくと道が二俣に分かれます(道標が朽ちて、別の場所に移されているので注意)此処は右に進みます。しばらくはまた山道が続き、タチツボスミレの返り咲きに出逢いました。笹の茂る山道から、階段を下りた左手に横浜横須賀道路に架かる大畑橋が見えてきます。橋を渡り山道をテクテク歩いていると、すぐに舗装路に出るので右に進みます。

 しばらく進むと舗装路が二俣に分かれる。道中央に建つ「現場入口」と「矢印」の書いてある看板の間に大楠山ハイキングコースの案内板がある。(右側の舗装路を歩いていってもハイキングコースに合流できます)。案内板に従い、舗装道路に沿った山道を進み、鉄製の赤錆びた陸橋を渡ると、ハイキングコースは舗装路から離れていきます。

広い登山道で、道脇の山野草を眺めながら進んでいると、やがて塚山・阿部倉の分岐に出ます。分岐点から先は、葉山国際カントリークラブ脇の道となり、ボールよけの金フェンス沿いを進んでいくと案内板(左大楠山・右山頂への階段)があります。ここは右手の(階段)方面に進みます。

最後の木段を登りきると、標高242mの三浦半島最高峰「大楠山」です。頂上は広場になっていて、数組のハイカーが休んでいました。ヨチヨチ歩きの子供連れが多く、チョット面食らってしまいましたが、下山時に納得しました。大楠山ビューハウス展望台に登り360度の大展望が楽しめます(今日は花曇りでボヤッとした景観で残念です)ビューハウス横の階段を下りると芦名側からの車道に出ました。山頂直下まで車が入れるのです(こう云う光景を見るとガックリです)下山は前田橋コースの予定なので右に進み、大楠平とよばれる平坦な広場に出ます。ここには国土交通省のレーダー雨量観測所があり、廻りには菜の花と5万本のコスモスが植えられているそうです。レーダー観測所の向こう側にある展望台からも近くのゴルフ場や相模湾方面の景観が楽しめます。

 大楠平からはドンドン下ります。道が湿っているときは滑りやすいので用心です。暫く下って行くと、零れ陽の光に照らされてキラキラ光るモノが見えます。近づいてみると「フユノハナワラビ」です。やっと、逢えました。群生ではないが、登山道の両脇にポンポンと咲いています。他にヤマシロギクも見られ、薄暗い登山道も明るくなります。
 前田川の橋を渡り、狭い舗装路を道標に従い左折。直ぐに民家が見え、小綺麗な公衆トイレ前で小休止。ふと見上げると淡紅紫の「皇帝ダリア」が満開に、私達の日溜まりハイクを祝福してるかの様でした。ここから前田川へ下り、川沿いの遊歩道を楽しみながら、最終点の前田川バス停留所に到着です。そこからバスに乗り込み、30分ほど揺られ、JR逗子駅から野木に向かいました。
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