百蔵山〜扇山

花の百名山(すみれ)

【山 行 日】 2009年4月29日(昭和の日)快晴
【交   通】 マイクロバス(ちとせ観光)
【参 加 者】 CL 長嶺  SL 諸岡  他21名
【コ ー ス】 野木町役場 4:30 ⇒久喜IC(東北道)⇒首都高速⇒上野原IC 7:00⇒国道20号線⇒百蔵山登山口前バス停 7:30…山の神登山口 8:10 …見晴台 8:50 …稜線分岐 9:20…百蔵山山頂 (9:30〜9:45)…宮谷分岐 10:20…大久保山山頂 (12:10〜12:20)…扇山山頂(12:30〜13:20)…白馬不動尊 14:20…君恋い温泉 (14:40〜15:30)⇒野木駅 19:30
●百蔵山(1003m)

 百蔵山(ももくらやま)は大月市の北東、中央線の猿橋駅の北に位置する山です。権現山、扇山とともに郡内三山のひとつで、駅から登れる山として人気が高く、山頂には三等三角点があり、南方は大きくひらけて道志山塊と富士山の展望がすばらしく、扇山同様、大月市秀麗富嶽十二景の7番山頂となっている。
また、この山の名は日本にただ一つで、おとぎ話の桃太郎にちなんだ山でもあるとのこと、近隣の地名に目、沢、橋とお供の名が付いて興味深い。

 今回は、田中澄江さんが「花の百名山」で「マルバスミレ」を紹介しているので、すみれの咲く季節を登ってみた
◆駐車場 ●百蔵山登山口バス停前の大月市営グランド駐車場が在る(市民用?)。あと一つが浄水場前の左側から入る百蔵山の登山口の山の神神社前空き地(マナーを守れば7台位駐車可能)です。
◆登山口 ●大月市営グラウンド裏の「登山口前バス停」三叉路を左折、住宅街の坂道を登り、標高570m地点の和田美術館(私設)前を通り、山の神登山口の左側に出る。
二股に分かれており、左が表コースで右は山の神→浄水場前に出る道→尾根分岐コースに結がる。
◆展望等 福泉寺への分岐点手前に開けた展望所、百蔵山山頂、扇山山頂から奥道志の山々と後ろに聳える「富士山」が眺められる。コースは赤松林と杉植樹林の鬱蒼とした樹林帯の中でまったく展望は無いが、足下の山野草は楽しめる。
◆花 山の神登山口付近からイカリソウの群生が続く、チゴユリも・・・紅紫のヤマツツジがチラホラと、枯れ沢を右手に進むとタチツボスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ、ニリンソウ、ジロボウエンゴグサ、ヒトリシズカ、コンロンソウ、マムシグサ・・・稜線に出てからヘビイチゴ、アケボノスミレ、ニオイタチツボスミレ、ヤマブキ、フデリンドウ・・・ナガバノアケボノスミレ(淡紅)、オトメスミレ、ゲンジスミレ、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレ、シロバナナガバノスミレサイシン、ジュウニヒトエ、ミツバツチグリ、ナガバノアケボノスミレ(白)、コスミレ・・・ヤマザクラ、ヒゴスミレ、ジャガ、キランソウ、ニョイスミレ(別名:ツボスミレ)等々
◆ルート 百蔵山(1003m)
1.マイカーの場合は、中央自動車道 上野原ICから国道20号線を進み大月市営グランドを目指す。
2.猿橋駅から直接アプローチするには登山口までの時間を1時間は見た方がよい。幸いにして、土・日・祭日だけは登山者の便宜を図る意味で、午前中だけバスの運行を有償(運賃¥230円)サービスしているとのことです。
 登山口バス停留所から山の神登山口までは住宅街の坂道を20分ほど歩くことになる。登山道は稜線を含め、利用者が多いためか、歩きやすい(所々で倒木が道を遮るが・・・)。コルから大久保山への登りはキツクしんどかった。
扇山(1138m)
鳥沢駅から梨ノ木平の登山口管理棟までは舗装道路の登り坂で、住宅街を越え、大月カントリー脇道路を右へグルッと回り込むように行き、約1時間30分は見た方が良い。バス運行は君恋温泉側のみとのことです(コースは余り使われてないようです)。
駅前のタクシー相乗りで 一台¥2,200円 で送ってくれるとのことでした(迎えも同様)
◆トイレ コースには設置ゼロ (当たり前か!)  駅構内や駐車場脇のトイレで事前に済ませましよう。
上野原ICから20号線へ 20号線を進む(前方 扇山) 大月市営グランド駐車場
【百蔵山表コース】
 大型連休初日 マルバスミレが咲くという山梨県にある花の百名山「百蔵山」へ花好き23名で向かう。この4月から高速料金値下げで1000円乗り放題のため大渋滞を覚悟しながらの早朝4:30分出発。早いためか首都圏をスンナリと通り過ぎる。途中、小仏トンネル手前でノロノロになったが、これはトンネルの性・・・全く渋滞に巻き込まれることなく山梨県大月市猿橋に着く。
 空は青空が眩しく、暑くも寒くもなし、風もない絶好のハイク日和。。。百蔵山登山口バス停脇の大月グランド駐車場でストレッチ。。。南西の方角に「富士山」がクッキリと姿を見せる、さい先の良いスタートです。両脇住宅の坂道をテクテクと登り、両脇に獅子像を備えたお寺のような怪しげな、和田美術館の前で衣服の調整を兼ね小休止。
住宅街の坂道(前方百蔵山) 道端のキンポウゲ 和田美術館(私設)
直ぐの山の神登山口でイカリソウ、チゴユリが満開で私達を迎えてくれ、今日の山行の楽しさを予感する。。。枯れ沢にビニ管を差し込んだ簡易水場が造られている。2年前に来たときは無かった設備で、ビニ管からチョロチョロと水が流れていた。ここから登山道は薄暗い杉林の中に入る。。。ふと足元を見ると、そこにも、ここにも白いふくよかな花弁のマルバスミレがタチツボスミレ、イカリソウに負けじと咲いていた。。。急登道をひたすら登ること30分、こぢんまりと平坦な明るく開けた場所に出る。「富士絶景」の好ポイントで展望台になっている。持参したペットボトルで喉を潤し、眼下の桂川の流れと猿橋町、その先の奥道志の山々を従えた「富士山」を眺める。
杉林の登山道 イカリソウ 展望台から富士山
そこから約15分で標高900m地点の表登山道と福泉寺への分岐点に着く。周りは赤松林で、爽やかな風が通り抜ける尾根道となる。所々の赤松林の隙間から市街地が眺められ、10分ほど登ると「百蔵山(1003m)」山頂に到着する
山頂は小広場になっていて、百蔵大明神遺跡の石碑の置かれていた。三度目の「富士山」。。。眼下の猿橋町に奥道志山塊との山並みが素晴らしい。
山頂のハイカーも、暖かい爽やかな風に包まれ、静かでノンビリした時間の中に浸っていた。
先を急ぐ私達は15分ほど休み扇山を目指す。
百蔵山山頂からの富士山
気になる倒木 ナガバノスミレサイシンの葉 ヒナスミレの葉
百蔵山から緩い稜線を東へ向かう。扇山が木々の間から見えて来ると約200mの標高差のある急坂になる。落ち葉が多く普通に歩くと滑る、滑る、側の木を頼りにゆっくりと急降下する。下りたところが浄水場からとの分岐になる。ここからは左に赤松林、右に杉林の樹林帯の中のほぼ平坦な稜線歩きとなる。標高850mのコタラ山の右側を巻き、コース唯一のヤセ尾根を過ぎると宮谷への分岐点に着く。途中、南組かのハイカーとすれ違い、人気の程を実感する。
 分岐点からはアップダウンを繰り返し小さなピークを越える。稜線は枯れ葉に埋もれた、花は当に過ぎたであろうヒナスミレ、ナガバノスミレサイシンの葉が自棄に目に付いた。紅紫色のアケボノスミレは疎らだが今が盛と花弁を大きく開いていた。818mのカンバノ頭を越えると大久保山の鞍部に出る。ここからが大変であった。ほぼ直線の急登の連続、まだか、これでもかとも云いたげに登りは続く。2〜3分の立ち休みを入れフウフウ息切れした頃、大久保山の山頂に着いた。樹林に囲まれ展望はなく、道標が木にくくりつけてある、何とも淋しい山頂である。小休止の後、緩やかに下って行くと、程なく針ノ木平登山口への分岐。その先、短い坂を登ると明るくひらけた広い登山道になると、大草原の扇山山頂に着く。
大久保山山頂の標識 扇山への稜線 扇山山頂広場の賑わい
● 扇山(1138m)

扇山は大月市の北東に位置し、中央線の車窓から、北側に大きく扇を広げたように見えるのが扇山である。百蔵山同様に最寄りの鳥沢駅、四方津駅から直接登る事ができる。山頂は広い草原になっており南方は大きくひらけ、道志山塊と富士山の展望が素晴らしく、百蔵山同様、大月市秀麗富嶽十二景の6番山頂となっている。



←扇山山頂からの「富士山」
 山頂は沢山のハイカー賑わっている。ヤマザクラの下で食事中の女性群、団体さんハイカーは富士山の素晴らしい景観を楽しんでいる。私達も三々五々に分散、富士山を肴に昼食時間とした。
 下りは、君恋い温泉への行路を辿る。緩やかな坂道で、各分岐には大きな看板案内板が建てられており、まず迷うことはないでしょう。1時間ほど下ると白馬不動尊に着く。其処からチョロチョロ流れる不動の滝が見えたら「君恋い温泉」は間近です。旧甲州街道沿いにあり武田信玄の隠れ湯とか??一見民家で看板がなければ通り過ぎてしまう。沸かし湯となっており一人500円。温泉で汗を流す人、庭で風に吹かれ疲れを癒す人、それぞれに分かれ味噌田楽(150円)を戴く。素晴らしい今日の日を神に感謝し帰路のバスに乗り込む。
扇山山頂にて 君恋温泉への登山道 白馬不動尊の石碑
●ハイキングコースで見かけた山野草・・・ (^^)/~
サギゴケ イカリソウ マムシグサ
クサイチゴ ジロボウエンゴグサ ニリンソウ
コンロンソウ ヒトリシズカ ジュウニヒトエ
ヤマブキ オトコヨウゾメ キバナウツギ
マルバスミレ タチツボスミレ ナガバノアケボノスミレ
ゲンジスミレ オトメスミレ アカネスミレ
ニオイタチツボスミレ ナガバノスミレサイシン シロバナナガバノスミレサイシン
アケボノスミレ コスミレ シロバナナガバノアケボノスミレ
ミドリタチツボスミレ エイザンスミレ ヒゴスミレ
モミジイチゴ ミツバツチグリ ヤマザクラ
フデリンドウ チゴユリ ヤマツツジ
シャガ キランソウ ニョイスミレ
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