雲取山 2017m

花の百名山(マルバタケブキ)

【山 行 日】 2009年7月4日(土)〜5日(日)
【交   通】 マイクロバス(たけや観光)
【参 加 者】 CL 加藤t  SL 諸岡  計17名
【コ ー ス】
1日目 野木町役場 5:00 ⇒国道50号線⇒大田桐生IC(北関東道)⇒ 花園IC(関越道)⇒国道140号線⇒秩父湖⇒三峯神社P 8:50 登山口 9:08 … 妙法ヶ岳(三峰神社奥の院)分岐 9:35 … 二股桧 10:05〜1:15 … 炭窯跡 10:27… 地蔵峠 11:05… 霧藻ヶ峰茶屋 (11:20〜昼食〜11:45) … お清平 12:00… 前白岩の肩 (13:00〜13:20) …白岩小屋13:55…白岩山山頂14:30…芋の木ドッケ14:42…大タワ15:30…雲取ヒュッテ15:52…雲取山荘16:00(泊)
2日目 雲取山荘 5:00 … 雲取山山頂 (5:30〜朝食〜6:15) … ヘリポート 7:15〜7:50 … 七つ石山山頂 8:25〜8:35… 鴨沢分岐 8:45… 七ツ石避難小屋 9:00 … 鴨沢登山口 11:40 ⇒ 多摩湖鶴の湯温泉 12:20〜温泉・昼食〜13:30 ⇒国道411号(青梅街道)⇒都道53号(小曽木街道)⇒ 県道195号線⇒国道407号(日光街道)⇒県道27号/38号/46号⇒道の駅おおとね⇒野木町役場 17:00

● 雲取山(2017m)

 雲取山は秩父多摩甲斐国立公園のほぼ中央にあり、標高2017mの山で、東京都の最高峰です。また山頂は東京都と埼玉県境に1等三角点が建っています。この三角点を南に約30m下った所で山梨県にも接しており、雲取山は1都2県にまたがった山です。
 また、深田久弥の日本百名山の一つでもあります。登山コースは埼玉県大滝村の三峯神社からの「三峯コース」や東京都奥多摩町の鴨沢からの「鴨沢コース」日原からの「大ダワコース」、山梨県の三条の湯からの「三条コース」などがあります。
 花の百名山では山頂から七ツ石山までの石尾根縦走路のマルバタケブキが紹介されています。


←←← 七つ石山より雲取山
◆駐車場 今回利用した三峯神社登山口には神社用で有料の大型駐車場が完備されている。下山側にはナシ
◆登山口 東京都・埼玉県・山梨県に跨り百名山にも名を連ねていることから登山口は完備されている。
◆展望等 山頂からは奥秩父の山並みや富士山、南アルプスなどが一望でき期待を裏切らない(但し晴天の時)
◆花 道中、花を探すのに必死でした、殆ど見あたらず・・・添付写真は辛うじて見つけた1花達です。
◆ルート 東京都奥多摩湖側と埼玉県三峯神社側からとのルート有り(三峯ロープウェイは廃止)
◆トイレ 出発の駐車場や要所の避難小屋や茶屋にトイレがある。下山側鴨沢登山口には有りません。
三峯神社駐車場&登山口 ストレッチも終え、先ずは霧藻ヶ峰目指して出発

初日 【霧藻ヶ峰へ】
 9時8分駐車場脇の階段を上り、鳥居のある登山道を進む。薄暗いなだらかな杉林の山道を35分ほど登ると妙法ヶ岳(1329m)三峰奥宮との分岐に着く。道脇は花の終わったテンナンショウ(マムシグサ)が自棄に目に付く。二の鳥居前を雲取山方面に進むと20分ほどで妙法ヶ岳から下ってくる道と合流するがやり過ごし、そのままひたすら登る。

二の鳥居前 合流分岐の道標 炭窯跡
 比較的なだらかな山道を進むと左手に炭焼き窯の跡がある。そこから20分ほど進むとジグザグの急な道となり大陽寺ととの分岐点地蔵峠に出る。小さなお地蔵様の脇を抜けると見晴らし台に出るが、黄色いテープが貼ってあり立入禁止であった。。。以前はこの場所から秩父の山々が見渡せたらしい?
ジグザグの急登坂 地蔵峠で〜す 立入禁止の見晴台
● 秩父宮殿下御夫妻のレリーフ
 霧藻ヶ峰は秩父宮両殿下が昭和8年夏、登山の際に命名した地名で、地元では燕岩と呼ばれていたそうだ。

二つ並んだ御夫妻のレリーフだが設立は別々に・・・
各殿下が亡くなられた後に秩父山岳連盟などが中心に設立する。

殿下は 昭和29年7月、妃殿下は 平成12年8月 と刻印されていた(レリーフ下の案内板より)
 峠から上り下りを繰り返し、秩父宮殿下御夫妻のレリーフがある大きな岩壁の前を過ぎ、左巻きに進むと霧藻ヶ峰避難小屋に着く。。。時間もちょうど良く昼食を摂る。。。避難小屋の中には所在なさげに管理人さんが一人ポツント座っていて「あんた達運がいいな、昨日までは雨でどうしようもなかったヨ」と独り言のように話していた。
休憩所のトイレです 休憩所 小屋の前にあったゴッツイ道標
お清平 前白岩の肩 前白岩山
【白岩山へ】
 霧藻ヶ峰から10分程歩くとお清平に到着。お清平は広い鞍部で太陽寺との分岐になっている。前を見ると急坂である。息を整え、急な尾根道を喘ぎながら登ると前白岩の肩に出た。一息入れる間もなく、更に急な尾根道を登りやっと前白岩山(1776m)に到着です。でも見晴らしはゼロ。山頂からチョット下ると白岩小屋があった。時間に余裕があるというのでコーヒータイムとなりタップリと40分の休憩をとる。
白岩小屋から更に急な道を30分ほど登って、白岩山(1921m)に着く。山頂には悠然とした一匹の鹿がいた。
大休憩の白岩小屋 白岩山山頂 カメラ目線の鹿です
【雲取山荘へ】
 白岩山山頂から10分程下ると芋の木ドッケに出る(芋の木は山菜のコシアブラの意)ここで上級者向きの二軒茶屋尾根に向かう道と右折して尾根の北面を巻く道に分かれる。躊躇無く右の道を進む。登山道は急な斜面に細くトラバースするように道が付けられ、木の階段も新しい。もう終わったアズマシャクナゲの木が随所に見られる。足下はダイモンジソウらしき掌葉が群生して連なっており秋の華やかさを想像させる。細い急斜面につけられた登山道は滑りやすく慎重に進む。
ドッケとは突起の意 木橋も新しく 分岐の道標
倒木が目に付く 大ダワ分岐 廃墟の雲取ヒュッテ
 ただひたすらに黙々と歩いているといつの間にか大ダワに着いた。ここでも直登する男坂ルートと南斜面を巻く女坂ルートに分かれる。時間的にはほぼ変わらないので安全を期して女坂ルートを進む。20分程歩くと前方に山小屋が見えてきた。「ヤット着いた」と思いきや、先行組の足は止まらない。よ〜く見ると今にも崩れそうな小屋だ。とうに閉鎖された雲取ヒュッテと後で教えて貰った。。大ダワから30分程で今日の宿泊地雲取山荘に到着する(16時00分)。
 雲取山荘は綺麗な山小屋で、トイレは最新の水洗式バイオトイレであった。またテント場もあり一人300円の設営料金。山荘に到着後、早々に受付を済ませ(勿論リーダーです)ストレッチで身体を解す。此処に着いて初めて山野草らしい花に逢えました。ヤマオダマキが盗難防止用か??鉄柵の中で咲いていた。そして山荘前の「10歳は若返ります」の看板がある水を飲む。水はとても冷たくて美味しくふんだんに出ている。チョット水を飲みすぎたせいか身体が冷えてきたので部屋の中のコタツ(山小屋では珍しい)に潜り込む(今までの山小屋のイメージが変わってしまうようだ)
山荘横のテント場 雲取山荘 質素な夕飯です
2日目 【雲取山頂上へ】
翌朝4時に目覚める。それにしても昨夜は生まれて初めての有り難くない経験をしてしまった。両大腿部の筋肉が勝手に大波小波と揺れ、激しい痛みとなって、声も出ず。足が裂けてしまうのかと必死に歯を食いしばって激痛に耐える。筋肉をマッサージして貰い、痛み止めを飲み、ネオパスタノーゲンをタップリと塗り、痛みが和らいだ時はホットした。。。その疲れの性かぐっすりと寝たらしい。痛みも何も何処かへ飛んだみたいだ。洗い場で顔を洗っていると「御来光」の声が・・・今日も素晴らしい晴天のようだ。急遽シャッターを切る。
 山小屋から朝食用の弁当を戴き、庭先でストレッチを入念に行う。空は澄み切った青空で清々しい。
 山荘から雲取山へ向かう直ぐにレリーフがあった。明治42年5月、初めて雲取山に登った田部重治先生の詩を讃えたレリーフであった(全日本山岳連盟設立)。
その脇から樹林帯をジグザグに登ること30分程で頂上に到着。青空は広がるものの、やはり梅雨の時期。。。富士山をはじめ秩父の山々は厚い雲に覆われている。ハッキリと見えるのは雲取山頂上を示す看板だけ。。。早いこの時間、頂上に人影はなく朝食を兼ねた休憩となる。

←雲取山山頂
鴨沢への尾根道 大菩薩峠方面 清々しい登山道です
【七ツ石山へ】
梅雨の時期にこれだけの展望と東京都最高峰の山に登れて大満足です。。。頂上直下にとても綺麗な避難小屋が建っていた。トイレも真新しくシュラフさえあれば快適な宿泊が出来そうだ。全員の手入れタイムも終え下山開始です。下りながら登山道右側の開けた箇所を見てみるとマルバタケブキの葉が・・・七ツ石山までの南側斜面はマルバタケブキの群生が続いていました。こんな群生は日光中善寺湖畔の先手ヶ浜で見た以来です。秋の山肌は黄色のジュータンに埋め尽くされるであろうと想像された。
更に下ると今度は古ぼけた山小屋に到着。奥多摩小屋で歴史を感じさせる山小屋でした。待ち合わせのバスの時間に余裕があるので、直ぐ先のヘリポート付近で大休憩をとる。
分岐の道標 奥多摩小屋 ヘリポート
七ツ石山頂上 変化のない登山道 鴨沢登山口
【鴨沢登山口へ】
右にマルバタケブキの群生を見ながら下ると七ツ石山と鴨沢への分岐点に辿り着く。そこを登り返して七ツ石山頂上に着く。山頂からは雲取山から七ツ石山までの道のりが、途中隠れてはいるが確認できた。下る途中、七ツ石小屋手前で外人さんの一行に出逢う。そう言えば雲取山荘でも何人か目にした。以外と人気があるのかな(花好きの私には不満だが)樹林帯の道を延々と下っていると、目を疑うような光景が飛び込んできた。マウンテンバイクに乗った親子連れだ。この段差のある登山道をペダルを踏んで登って行くとは、とうてい私には考えられない。2008年2月の三浦アルプス山行でも出くわした記憶がある。世の中には凄い人がいるものです。こちらが唖然としていると「こんにちは!」の一言を言い残し通り過ぎてしまった。
登山道は変化が無く、視界を遮られた延々と続く樹林帯を下るだけでした。荒廃した住居を通り過ぎると、登山口は間近です。
●ハイキングコースで見かけた山野草・・・ (^^)/~
サワギク フデリンドウの種子 マイズルソウ
マツカゼソウ セントウソウ イワセントウソウ
?珊瑚似のキノコ? ギンリョウソウ コキンレイカ
カラマツソウ クワガタソウ シロバナヘビイチゴ
サラサドウダンツツジ 蝶々? シャクジョウソウ
ページトップへ